決算書は誰が作っても同じか
※融資対策に関しては最終的に当ページに戻ってくるお客さまが多いため、是非、ブックマークをしてください。節税対策リストは多くあれど、当ページ下部のような融資対策リストは中々見つからないのが実情です。
融資をする金融機関の評価において、最も重要なのが決算書です。
ではこの決算書ですが、誰が作っても同じものができるかというと、そうではありません。
10人の税理士が作成すれば10通りの決算書ができあがります。
にわかには信じがたいかもしれませんが、これは間違いなく事実です。なぜなら、会計上の勘定科目であったり、その項目の表示箇所、会計処理の方法は単一の方法が認められているのではなく、ある程度は選択の余地があるためです。そして、その選択により、決算書の見栄えというものが変わってきてしまうことも事実なのです。
さて、融資を受けやすい決算書とは、金融機関が重視する経営指標を意識して作成されたものです。
反対に、融資を受けにくい決算書とは、税務申告のみを意識した決算書であり、金融機関まで意識が回っていないものです。つまり、決算書・確定申告書とは、税務署も融資も、どちらも意識して作成しなくてはならないということです。
当ページでは、決算書作成にあたり、融資を有利に受けるために最低限行って欲しいことを挙げていきますのでご確認ください。
金融機関の評価は融資の可否のみならず、融資の利率にまで影響を及ぼしますので、是非、ご活用ください。
なお、当事務所の税理士は、「中小企業の会計に関する指針」の適用に関するチェックリストを作成することで顧問先様の借入保証料を減少させており、この点において失敗したことはありませんのでご安心ください。