税金の滞納(差し押さえ)などに関して

税金の滞納、差し押さえなどに関して間単に記載しております。

税金の滞納は避けたいものですが、納税額の把握などをしていない場合には、ときとして起きてしまうことでもあります。


さて、税金の滞納とはどのようなことをいうのでしょうか。

滞納とは、法定納期限までに各種の税金を納めていない状態を言います。

法定納期限とは、所得税であれば3月15日の確定申告期限であり、法人税であれば原則的に決算月の翌々月の末日となります。

※同日が土日祝日に該当する場合には、その次の平日が法定納期限となります。3月15日が日曜日の場合は、3月16日の月曜日が法定納期限となるということですね。


税金を滞納し、その後、督促を受けても納めずにいると、国税徴収法の規定に則り、滞納処分が開始されます。滞納処分は、差し押さえ(差押)、換価、配当という手続きで段階的に進められます。

 

差し押さえとは、簡単に言うと、その財産を没収するというイメージで良いかと思います。厳密には、不動産の差押さえの場合には、自由に処分(売却等)はできなくなるものの、使用収益を続けることが可能であったりしますので、細かくは没収とは異なりますが。

預金であれば、預金口座から預金が差し押さえられ、国税や地方税に充当されます。

 

宝石などの動産であれば占有されてしまいます。つまり、基本的には持って行かれてしまう場合などを指します。

 

そのほか、給料や年金などの継続収入を差し押さえられますと、対面維持費や最低生活費などを除き、一定の金額を限度として、給与や年金から天引きのような形で滞納税金が徴収されます。給与の場合などは、会社での立場も危うくなるので、できる限り避けたいところですね。

 

さて、この差押さえですが、これはこれまでの経験からの感覚ではありますが、国税よりも地方税の方が行動が早いです。突然、差し押さえられた、という連絡をいただく場合には、多くの場合が地方税による差押さえです。税務署ではないからと思って甘く考えず、地方税もしっかりと支払っておくことが必要です。

 

さて、差し押さえられた財産はどうなるのでしょうか。

こちらは、公売に付され、第三者の手にわたってしまうことになります。

つまり、入札やせり売りの方法でお金に変えられてしまいます(これを換価といいます)。

 

そして、この換価されて生まれた現金が、国税や地方税、私債権に充当されるわけです。

これを、配当と呼んでいます(各債権者に支払われる、つまり、配当が行われるということです)。

ここで、換価金額を充当した後にあまった金額があると、滞納者の元に戻ってきます。

 

 

ざっと、滞納処分の流れを書きましたが、このようなことはないに越したことはないので、納税計画、納税資金の準備はしっかりと行っておきましょう。また、一連の流れの中で、換価の猶予などの適用は考えられますが、そのようなケースは少ないので、想定には入れておかない方がよいでしょう。

 

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